指輪、ネックレス、チョーカーなど展示させていただくアクセサリーは約100点。写真でその一部をご覧ください。アクセサリーはすべて一点ものとなります。また、価格は指輪¥6,800〜¥11,000+税、ネックレス・チョーカー¥5,800〜¥30,000+税を予定しています。
水色、紫色。大きなまるいガラスの指輪です。うねった円、水流を思わせる色使い、靄のような気配。見ていて飽きません。透明なガラスでかたちをつくり、絵の具のように色ガラスを載せ、サンドペーパーで仕上げたそう。ピンクや黄緑のまるもあります。
パステルカラー
「きれいな色だなぁ、いつまでも見ていられる」。廣田さんが展示に先駆けて届けてくださったアクセサリーを見て最初にひきつけられたのは、今までになかった水色や紫、ピンク、黄緑のパステルカラーのガラスでした。
まるいのも、四角いのも、無垢のガラスも、くもりをかけたガラスも、どれも淡くて柔らかくてとてもやさしい色だけれど、みずみずしくてどこかひんやりしていて、甘くない。廣田さんならではの、ガラスならではのパステルなのです。
「今年も楽しい展示になりそう」。そう思って廣田さんにお話を伺うと、嬉しい言葉が返ってきました。
「a.の今年の春夏の服を見て、こういうやさしい色もあるんだ、と気づいて。それが始まりだったんです」。
色がどんどん出てくる
「大きなものも小さなものも、私がものをつくるときのイメージは自然や植物から生まれてきます。それはずっと変わらないのですが、今まではそのかたちに目がいってたんですね。それが大橋さんの今シーズンの
シャツやブラウスを見て以来、色に注目するようになりました。そうしたら、花びらからも、葉っぱからもどんどんいろんな色が出てきて(笑)、すごいなぁって。色をガラスにしてみたい、と思うようになりました。」と廣田さん。つくり手のわくわくした気持ちがこちらにも伝わってきました。
2話にわたってお届けする特集。 第1話では、パステルカラーのアクセサリーを中心にご覧いただきたいと思います。今年は、ネックレスや指輪に使うリリヤンや革紐のカラーバリエーションが増え、ガラスとのコラボレーションも見所です。