大橋歩版画展のお知らせ
 
 

あたたかな −1998年制作

 初めての版画展のために制作したシリーズです。「初めてで緊張感があり、売れるとか考えないでつくれたから、このシリーズは今みても自分ではいいなあ、と思います。版画をつくるうちにだんだん買って頂きやすいモチーフだったり、題材を意識してしまうようになってきましたから(笑)」と大橋。このエピソードを聞いてから、年代ごとにみてみるとその変化を感じていただけるかもしれません。

北欧展 −2003年制作

 この当時、北欧のものが流行っていて家具や食器などを、版画のモチーフにしたシリーズです。鮮やかな色づかいも目を引きます。

アルネ掲載広告用版画 −2003年〜2007年制作

アルネヤコブセン −2007年制作

 「1970年頃だったと思います。東京に海外の高級なインテリア雑貨の店があちこちにできてきました。そういう店でアルネヤコブセンのカトラリーを買いました。映画『2001年宇宙の旅』で宇宙船での食事シーンに使われていたのがそれです。このことは後から知り、とてもうれしかった。’90年代に雑誌の取材で北欧に行った時デンマークでアルネヤコブセンのレストランに連れて行ってもらいました。そこでも同じ形のカトラリーでスパゲッティを食べました」
 2002年に創刊した『アルネ』は、アルネヤコブセンが由来です。『アルネ』の発行部数が落ち着いてきた2007年に、アルネヤコブセンを題材に制作した版画です。

Zakka展と雑誌の仕事 −2008年制作

 原宿の『Zakka』さんで版画展をしていただいた時には、お店の雰囲気に合うようにと思いキッチンまわりのものをモチーフにしたそうです。当時、雑誌の仕事でも制作したのがグラスの版画です。

大橋歩の仕事 as life −2011年制作

 『アルネ』で取材させてもらった方々の印象に残ったものをモチーフにしたシリーズです。

いぬとねこ−2017年制作

暮らしの道具 −2018年制作

 
 
ページトップ